リレー小説

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05/23(Fri) 00:07
月詠

「よろしくお願いします……竜王様方、十勇士の皆様…」

「よろしく。ちなみに月詠は人見知りなところあるから、あまり上手く喋れないとおも」


テュールの腹に一発、拳をめり込ませようとしたが避けられた。
ずれた眼鏡を戻し、テュールを僅かに睨む。


「それは、言わなくていい」

「いや、必要な情報だろ。後で文句言われたくないし」

「誰からだよ」

「あの四色、+緋色」

「え、増えた?」

「いつの間にか契約してた」

「後で緋色を蹴る」

「どこを?」

「もちろん、男の急所を」


常の無表情で目が死んだウチは、奴を蹴ることに決めた。

05/23(Fri) 00:33
リトマス紙

「えーと、それで……何故喚ばれたのでしょうか?」



白龍は首を傾げながら尋ねる


無論、アリスから何も聞かされていないので全く知らないのだ

その肝心のアリスも、いない


どうしたもんかと白龍を残して全員がアリス散策に動くと、廣澤の、背中に、ぺったりとアリスが張り付いていた
しかも、ぺらっぺらで


理由は、落ちてきた時に潰されたから、である


……黒いコートに黒猫、ぴょん吉かもしれない

05/23(Fri) 07:11
月詠

「俺と月詠が召喚魔法を教えてもらいたくて、アリスの力で二人に分離して彼女の魔力を少し移してもらったんだ。タイプ調べるのもあって。
それで要領を掴むために練習として喚んだ、ということなんだ。
…………思ってたよりも人数が多くて、月詠が軽く怯えたがな」


すまない、と謝るテュール。
すみません、とウチも謝る。
テュールの背に隠れちゃってるけど…。


「………………黒龍様…背中、アリスさんがシールみたいになってます」


某根性蛙かよ。

05/23(Fri) 10:07
リトマス紙

「いえ、まあそこから特定の誰かを呼ぶようにするんですから、全員の名前と顔は覚えておいて下さいね
あと、特性や性格も知っていた方が楽ですよ
僕達主人の従者は呼ばれても頑なに来ないのがいますから、特に廣澤と人形師と屍は」

「姫様なら、行く」

「今回は突然だったから来ただけだ」

「いや、まあ暇だったし」



ひねくれ三人衆が口々に呟き、白龍は困ったように溜め息を吐く

そんな白龍を見ながら赤龍は言った



「呼ぶのは簡単でもリンク保つの一番大変だよな、廣順は」

「そんなことありませ──ごほっげほっ」

「言った傍から!!このもやし!!」

「主人が背中に張り付いてるらしいんだが」

「しゅじん!?……」

「あーっ!!誰か酸素ぉ!!
唯一の説明係消えたぞ!!」



慌ただしい

05/23(Fri) 10:18
月詠

「月詠、瑠架呼んだら?電話で」

「いや、確かに瑠架は医者だが…」

「酸素ボンベくらいは持ってるはずだよ」


納得して携帯を取り出す。


「もしもし、瑠架」

『――え、創造sy』

「今すぐ来やがれ、創造者命令だ」

『は?』


電話を切って携帯を仕舞う。
だいたい分かったので彼女を呼ぶ。


「来い、朱雀……紅桜」


同時に、紅い少女がウチの隣に現れた。
きょとんとしてるけどな

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