★aoex-s

□有給休暇下さい
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「お盆期間有給休暇下さい!!」

私は今メフィストさんの自室で土下座している。

「・・・あなた、夏コミに行く気ですね!?私だって行きたいのを我慢してるんですよ!
日本のこの風習のせいで私達の仕事が山のように増えるんですよ?!」

「だって!神サークルの新刊が!!お使いもしますから!行かせてください!!」

そう、夏コミの為の休みを私は今必死にお願いしている。

「ダメです!馬鹿でも人では欲しいのです!」

馬鹿でもって・・・。

トントン

ドアをノックする音。

「どうぞー。」
「失礼します。」

部屋に入ってきたのは金造。

「どうしたの??」
「名無しさんにメールしたのに返信来ーひんし、事務所に行けばココにいる言われて来たんや。」
「・・・私に用事なの?」

なんだろう??ま、まさか、この前の秘密ばらしたとか?

「せや。お盆期間京都に来ーひん?ちょっと人手が足りへんね。」
「ご、ごめ「いいでしょう!!名無しさん出張に行ってきなさい!」こらー!!!」
「ほんまにええんどすか?」
「名無しさんの上司の私がOKしているんです☆」
「おおきに〜♪」
ほな、またなぁ〜っと、金造は去って行った。
「・・・私の意見は無視ですが?」
「楽しくお仕事しましょ☆」



有給下さい
・・・京都に行くことになりました。

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