★aoex-s

□フラグ立つ
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京都でのお仕事はさっきので終了!
なので、夜は金造のお誘いで花火大会に行くことにした。

浴衣は虎屋の女将さんが貸してくれた。
しかも、着付けから髪のセットまでしてくれた。
感謝の気持ちでいっぱいな事を伝えると、
娘が出来たみたいで嬉しいわ〜と、言ってくれた。

こんな綺麗なお母さんなら、こちらからお願いしたいくらいだ。

「金造ー!お待たせ!」
「おー名無しさん!・・・馬子にも衣装やな!」
「どうせ、似合ってませんよー。
金造みたいなイケメンには平凡以下の人の気持ちなんてわからないですよーっだ!」

プイっとそっぽを向く。

「そないなこと言うてへんやんけ(汗)
ほら、手繋ぎー?人が多いさかい。」

ちょっwwな、ナチュラルに手繋がんといてー!
あ、少し京都弁が移ったw

私の手を取り人ごみを進んでいく。
向かった先は人がいない小高い神社。

「ココ、俺の穴場なんや♪」

ドーン!!

「始まったみたいやな。」
「わぁー綺麗!」

神社からは、ビルなどの邪魔になるものが無く、静かに花火が見れる。

「京都来て良かったなー。」

ココ何年と花火見てない。
基本夜はパソコンの前にかじりついている。
夏コミの新刊は買えなかったが、
時にはこんな夏もいいかもしれない。

「・・・なぁ、名無しさん。俺、お前が・・・。」

「えっ?」

花火の音で声が聞き取れなかったが、
その後、抱きしめられたことにより彼の伝えたかった気持ちが伝わった。

こんな漫画や、アニメみたいなことが私に起こっていいのだろうか?
コレは、ゲームで言うアレだ。




フラグ立つ
・・・回収するべき?

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