★aoex-s

□イベント結果
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あの後どうやって帰ってきたのか覚えていない。
学園に帰ってきて、メフィストさんにお土産を渡し、報告を兼ねてお茶をした。
もちろん、金造とのことは話していないが、
「なんだか、上の空ですね。」
と、言われた。

数日後の夜、お土産を渡しつつシュラ先輩とお酒を飲んだ。

「にゃーに?名無しさんはそいつの事嫌いなの?」
「い、いや、嫌いではないですけど・・・
パートナーとしか見てなかったので・・・。」
「はぁ?恋愛的なパートナー??」
「違いますよぉー!」

仕事上での良きパートナー。
私はそれ以上でもそれ以下でもないと思ってた。
それに、柔金とか美味しく頂いていました。
あいつも仕事のパートナーとしか私の事を見ていないもんだと思っていた。
金造がそんな気持ちだったなんて・・・。

返事をしないまま数ヶ月が過ぎていった。

私はその後、仕事にイベントに追われていた。
ただ、いくら新刊を買っても、お気に入りのアニメを見ても心が満たされることが無く、あの花火の日の事が頭の中をグルグル回っていた。

「・・・金造に会いたいなぁー。」
無意識に言葉にする昼下がり。
お茶をしながら、ボーっと空を眺めていた。
すると、金色が視界に入った。

「呼んだ?」

「!!金造!?どうしたの!?」

あー、顔が熱い。

「ん?我慢できなくて名無しさんに会いに来た。」

恥ずかしがる様子も無く、さらっと言われた。
けど、金造に会った瞬間満たされなかったものが満たされていく感じがした。

「私も、私も会いたかったの。金造、私・・・。」





イベント結果
目の前のフラグは回収せねば!!

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