桃太郎伝説・続(仮)

□その出会いは偶然?それとも必然?
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「クソッ! 何なんだよお前らは!」

1人の男が叫んだ。

その男の問いに二人は顔を見合わせた。

「そーいや初対面だったな」

「ああ」

「んじゃこいつら片付けたら名前教えろよ」

「お前もな」

そう言うと同時に二人は10人は居ると思われる相手に向かって歩き始めた。

「あんたらに名乗る必要はねーよ」

「最初に絡んできたのはそっちだからな」

二人が一歩一歩近づくにつれて相手は後ずさりした。

なぜなら二人を囲んでいた20を超える人数があっという間に倒されてしまったからだ。

「く・・・ クソー!!」

1人の男が逃げると同時にその後を追うように残りの人達も逃げ出した。

「あーあ 逃げちゃったよ」

「まぁ いいんじゃないか?」

「それもそうだな。さてと、俺らもここから離れるか。後々面倒になるし」

「そうするか」

二人はそういうとその場を後にした。
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