短い夢

□調教
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私はつい昨日
笹塚さんに飼われ始めた

きっかけは、私が笹塚さんに告白したことだった
玉砕覚悟の告白

ただ自分の気持ちを伝えたかっただけで付き合いたいとかそんなことは考えていなかったのに




なぜか私は笹塚さんの家で左足首を鎖に繋がれ、一晩で何度も犯された




そして笹塚さんが仕事から帰ってきた今
私は地べたで恐怖に震えながら前まで大好きだったその手に頭を掴まれていた


「……舐めて?」

「ん〜!」
大きな手で頭を押さえつけられて笹塚さんのモノを舐めるように命令されている
でもそれが嫌で固く口をつぐんでいた

「……たく…」

痺れを切らした俺は頬を掴み口を開けさせた

「あ……ふが…」

「口の中がいい?
それとも自分で舐める?」

「っ!……!」
必死で首を横に振れば口角をあげながら頭から手を離した

「ん…いい子………」

「っ……」

恐る恐るソレを舐めると、口一杯に独特の味が広がる

「ッうぇ……」

男の人の臭いに思わずむせ込むと笹塚さんの冷たい声が降ってきた


「そんなに嫌?
昨日好きって言ってたよな…」

「むぐっ」

むせた直後の半開きの口に俺のを捩じ込む
「しゃぶってみな…」

「ぅう…!んッ!」

それでもまだ抵抗する名前ちゃんに強制的に奉仕させる


「うぷっ!んぅ…!」

「舌使う………
……………そう…」

「ふ……ぅぐっ…ッ…んッ…」

喉の奥にソレがあたって苦しい
だから私は笹塚さんに従うしかなかった

舌と手を使って一生懸命ソレに奉仕する


「んっ………いい……な……
ほら、……次…吸って……」


言いなりになった私を見て満足そうに髪の毛を指に巻きつけて弄ぶ笹塚さん

「…そ……………名前ちゃん………いい子…」

声音は優しいけど、まだ私の頭を押さえ続けるゴツゴツした手


一生懸命舌を這わせ、吸い上げてを繰り返してたら
もう顎が外れそうになっていた


「んう……ぁふッ…!」

「………もう限界?」

「んんっんっ」
必死に頷いた

「っ……歯たてちゃ駄目だろ?
…やっぱ俺がイくまで銜えて」


笹塚さんは本当に離してくれず、顎が疲れきっていた
私がただ銜えながら手で擦っていると小さな舌打ちが聞こえて
最終的には頭を前後に揺らされた


「ちゃんと覚えるまで教えてやるからな?
今日は…まぁこれで許してやるよ」

「っふぐ…ぐっ!んぐッ…!」



「…っ……!」

「ぅぐッ…」
口のなかに少量の熱い液が出され
喉に張り付くようにして流れていった

「……飲んだ?」

「んっ…んん……」


飲んだことを確認すると笹塚さんのはズルズルと抜けていった

「ごほっごほっ」




「こっちおいで」

「いやぁっ!!」

私はベットの上に引き上げられて寝転ぶ笹塚さんの上に乗る形で抱き締められた


「…なにするか分かる?」

「や……やめて…ください……」
昨日の光景が蘇った
何度か犯された後、騎乗位という体勢で腰を振るように命じられた

でも出来なかった私は目隠しをされた状態で笹塚さんの冷たい言葉を聞きながら何時間も犯された


結局
何時間も犯されている間に色んな体位を教え込まれ、騎乗位も意識をほぼ失った頃にしたのをなんとなく覚えている



「…覚えてんならやって?」

「で…っ出来たら…もう……」

「…いーよ
…上手く出来たら今日は寝かせてやる」

「…………」

「……全部名前ちゃんがすんだよ?
挿れるとこから」

「えっ?!そんなっ……」

「やって
あ、ずっとキスしたまんまね」

その言葉と同時に口を塞がれて
逃げようにも頭の上に手が乗っていて動かない

「んっ!」

「…した、……からめて」

少しくぐもった声で命令され、私の舌をつついてくる生温い舌と絡み合わせた

そして笹塚さんの手が私の腰をなぞり、早く とでも言うかのように急かしてくるから



逃げようもなくて


私は笹塚さんを
自ら中へ迎え入れた

「っ…!」
なにもされていないため笹塚さんを挿入る度に激痛がはしる
私はなんとか痛みを耐えて奥へと押し込んでいく

「いた……いっ…」

「………濡れてないと辛いよな…
……今日だけ、手伝ってやるよ」
少しだけ口を離して耳に舌を這わせながら尻をなぞる

「やっ…!?」

「…尻も感じる?」

溝の周りを上下に撫でると名前ちゃんは歯を食い縛った
「………っ……」

「……ふ…」
可愛らしいその様子を間近で眺めて、耳に息を吹き掛けた
「ぅッあ!」

「…すけべ……締めてきてる…」

「っ…やぁッ!」


彼女は嫌がっている言葉と裏腹に、体は俺を求め始めた

「……」
予想外に厭らしく腰を動かして俺を中へ納めていく名前ちゃん


ついほくそ笑んでしまうのを気取られないように腰を撫でる



「ん……んぅ…ん…」
それだけで感じる彼女が可愛くて仕方ない

「…はぁ………動いて…」


「……は、い…」

ゆっくりと腰をグラインドさせる彼女を下から眺めながら
俺の両脇に手をつかせる

「…ぁっ……ん…」

「…ちゃんとしなよ?」
「っんぁ!」

目の前で揺れる胸を鷲掴み、腰を少し揺すってやると締め付けがキツくなった

「…じゃないと…………
出来るまで教えこむよ…?」

俺が彼女にそう告げた途端
名前ちゃんはイヤイヤと首を振り腰を前後に揺すりだした


「!んっ!はぁっ…ぁ!」

「…そんなんじゃ駄目」

お仕置き、という意味も込めて胸の突起を抓る
「やぁあっ!!痛いっ…」

「腰とまってる」

「っ!?やめっ…!」

「とまってるよ?」

「いっ…!う…っあ……」

俺がやめる気がない事が分かったのか名前ちゃんは再び腰を揺すった


「……」

「んぅ…ぁあっ!……っ…んく…」

「…………はぁ…
…違う」

「ひぁっ!?」


クンッ
一突き、それだけで私は狂ってしまう

もう体は笹塚さんを
痛いほどの快楽を求めてる


急に私の奥を突き上げた、その感覚はまるで宙に浮いているようで
私は体の力が抜けて笹塚さんの胸板にへばりついた

「っはぁ…はぁっ……んッ……」

「名前ちゃんがイってどうすんの…?」

「ふぁっ…んんッ…動か、っで…」
ユルユル動く笹塚さんからじわじわ快感が与えられて
もどかしさで可笑しくなりそう


「…悪い子だな……」

「っぁあ…!!」
その言葉と同時に激しく突き上げられてめちゃくちゃにされる

「………っ…こうだよ……名前ちゃん…
…ほら………ん……わかる?」

彼女の腰を掴みリズムに合わせて上下させる
「はぁっんぁあ!っあッはぁっ」

「っ…!……分かってる…?
…名前ちゃん、分かった?」



まともな返事が返ってこないことは分かっている
彼女は俺の上に倒れ込んだまま熱い息を胸板に吐き出しながら喘いでいた


「…ちゃんと出来たらご褒美やるよ……」
そう耳元で囁くと名前ちゃんは反応した

「……ごっ…ほ、び…?」

「そ……何がいい?」


「…やさしく……抱き…締めて、…くださ…」

「……」
優しく抱き締める、ねぇ…

「じゃあ…名前ちゃんが頑張らねぇと
ほら…そんなじゃやらねぇよ?」

「っんく…っはぁ…はぁっ…」

一生懸命腰を回し俺をイかせようとしてるがそれじゃ全くイけない


「………名前ちゃんがイけるとこ探しな…」

「っは、ぃ…!っん…っあ………は、ぁあ…」

「………ん……」

名前ちゃんがイきかけてる表情を見るのが俺の一番の興奮材料だ

「…そ………上手だ…」

「っぁあ…!や…へんに
、なるッ……!」

自分で動いておきながら快楽に悶える彼女を眺め、俺自身の限界も近いことを悟る

「もっと……打ち付けな…」

「っい、はぃ…!」

既に理性は崩れていたんだろう
名前ちゃんは必死に腰を打ち付け、悲鳴に近い声で叫んだ

「さっづかさッもう…もうッ…!」

「…っいいよ」
「っああ…!!」

許可を出した瞬間に果てた彼女
「まだ終わってねぇよ?」

「ひぅッ…んぁっごめ、なさっ…」

イった余韻に浸らせる間も与えずに腰を揺すらせる

「……はぁ…萎えた」



動きの鈍くなった彼女と場所を入れ換えて焦らすこともせずに好き勝手に揺さぶる

「ぁあっあっあっあっ」

「ったく………自分だけじゃ
駄目でしょ…?」


悪い子にはたっぷりの鞭を


「でも頑張ってたからご褒美もやるよ」


優しく抱き締めて、強く、強く、中を突き崩す


「…ご褒美」





「…んあっ!あぁッ!」


良い子にはたっぷりのご褒美を




「……名前…」

愛しい子には…



「…っ………く…!」

「っ………なか…に………」







たっぷりの俺の愛、を





調教



されてるのは



俺の方かも




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