ぶっく

□腐女子による腐女子の為の大作戦
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「部活中ずっと、風丸は円堂にひたすら甘えないといけない。」


休み時間中、突然鬼道が言った。



「………は?」


「だから、円堂に甘えるんだ。風丸。」


「…俺が?円堂に?…なんで?」



「なんでもだ。やらないとゴーグルで後頭部を殺すぞ。」


「…す、すみません…。分かりました……。」


不気味に光るゴーグルに負けた風丸は、円堂にひたすら甘える事になった。










時は経ち、部活の時間。
風丸にとっては軽い悪夢の時間でもある。


風丸は、自分から人に甘えた事が、あまりなかったのだ。



すると、吹雪がちょこまか寄ってきた。


「風丸くんっ!頑張ってね☆」


それに続き、豪炎寺までもが、

「風丸。とりあえず頑張れ。」


「……え。」



「頑張って円堂くんに甘えるんだよ?(笑)」



俺は最初から、だまされていたのかもしれない。


風丸は軽い鬱丸になりつつも、そう思った。



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