ぬぐえない雫

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闇のなかに
たたずんでいる
周りのひとは皆
通り過ぎていく


わたしも歩きたい
元気よく
明るい光を
いっぱい浴びて


どうしてだろう?
立ち上がることすらこんなにも
困難なんて


悔しい
情けない
自分で自分が
わからない


心細い
寂しい
誰か そばにいて
ぎゅうっと
抱きしめて


前は わたしも
光のなかを
歩いていたなんて
今は信じられない


光よ 光よ
わたしを忘れないで必ず また
歩きだしてみせるから


光よ




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