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□紙飛行機
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「えーっと、このままこれで話そうぜ…っと」
「田島くん…ばれたら、大変だ、よ?」
「だいじょーぶ!ゲンミツ!にとばすから、なっ?泉っ」
「はぁ?なに?俺が飛ばすの?」
「いやっ?俺が飛ばすけど、ゲンミツに!」
「じゃあなんで俺に振るんだよ…」
「じゃいくぞっ………ほいっと」
「っ…いって」
「どうした?…くっ…また飛んできたのかよ、笑」
「うっせー」
なんでこうもノーコンなんだ?
ってか投げるなよな
「こんどは田島か…」
イライライライラ
…なんかこんな感じな声が漏れそうだ
「《悪りぃー浜田に飛ばしてくれー》」
あいつ悪いと思ってんのか?
「飛ばしてやれよ」
「はぁ?なんで?」
また俺に当たるじゃねぇか悪いと思ってねぇんだあいつら
「よっ……と」
「ちょっ、おま…、なにしてんだよ、」
「いやぁ…なんかおもしれぇかなって」
「お前、本当は注意する立場ってわかってんだろうな」
「最初はなぁ、注意してやろうと思ったんたけどな、授業つまんねぇし」
「お前からそんな言葉出てくると思わなかった」
「まぁ俺も以外って思った、たまには…いいかな」
たまにはって…良くねぇだろ