拝啓愛しの忍者様ッッ!!
□侵入者現る。
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空から急に目の前に白い物体が降ってきた。
ガッ…
ーは…!?なんだよ、これ!
俺の顔面に白くて丸く太った蜘蛛らしき物体が張り付いた。
俺と同僚、つまり見張りの残り2人も俺と同じくして蜘蛛に張り付かれているのが、蜘蛛の薄っぺらいわりにしっかり離さない足の隙間から見えた。
ーなんなんだよ、これはアイツの術か何かか!?
離そうとするが、白い物体は全くはずれる気配をみせない。
「ンー!」
白い物体に口を塞がれて物も言えねぇ。
「ンー!」
もがく見張りの俺たち。
「体で教えてやるよ…。」
どこからか声がしたかと思った瞬間…
「喝!!」
ボン!
ボン!
ボン!
俺たちの頭は飛び散った…。