longstory
□初めての迷子
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私は、悲鳴をあげている掌にグッと力を入れ直した。
「シカマル…今いくからな、ごめんね」
日も暮れてきたし、後は帰るだけだから、急がなきゃ…
私はもと来た道をまっすぐ5分ほど進んだ
さっきの原っぱにシカマルがいない…
どうしちゃったんだろう…
もしかして、誰かに連れていかれちゃったのか?
シカマルはボーッとしてるもんなぁ…
背中に、変な汗が伝う
もし…何かあったら、どうしよう…
あれ?
何か…
さっきの景色とちょっと違うような…
「ここ…どこ…?」
、