longstory
□初めての戦い
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ヌルリとしながら、吸い付いてくる感覚に鳥肌がたつ…
「いやぁぁぁあ!!」
「離しやがれ!」
私はぐっと瞑っていた目を開けると、目の前にはシカマルがいて、必死にタコの足を引っ張っている
「シカマル…なんで?」
「アンタが、どっかいっちまうから、追いかけてきた…」
つーか…外れねえ
(タコってこんな、つえーのかよ)
でも、いつも父ちゃん
『腰抜けは男じゃねぇ』っていってるし『男は女を守んねぇといけねぇ』って言ってたし
面どくせぇ…とも言ってられねぇ…
俺は男だからよ、コイツ守ってやんねぇとな
一気にいくしかねぇな…
俺はありったけの力でタコを引っ張ると、外れた拍子に、地面に倒れこみ膝を擦りむいてしまった
、