のんびりしたい

□05 え?なに?
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『さっきから思ってたんだけど…』

「なんだい」

『なぜ私に言うんでしょうか』


そう私が聞くと二人は顔をあわせてこそこそ話しはじめた。


「座敷さん一時限目なんだっけ?」


おいこの女神露骨に話反らしたぞ。
てゆーか何故教えない。


『幸村君、話反らさないでくだ「精市、ちょっと話がある。二人でな」……』

「うん、わかった。じゃあ後でね、座敷さん」


ちょっとこの人達なんなの?
ちょっとムカつきましたよ。

これは姫路なんとかさんに直接聞くか。


やっぱりめんどくさいからいいや←


沙希に聞こうかな。

いや、こっちのほうがめんどくさそうだな。やめよう。

もういいよ。さっきまでの事は忘れるよ。



さっきの事を忘れた私は幸村君が教室に戻ってきても問いつめたりしなかった。

私って良いこ!!












休み時間私はさっきトイレに行った時に忘れ物をしたので授業が終わってからすぐにトイレへ直行した。

トイレへ直行っていうのもなんかあれですけども……トイレへ直行しました。




バンッ


「きゃっ」

『っ!?』


はい誰かにぶつかり尻餅〜。
てゆーかぶつかった人「きゃっ」とか言ってたけどふっとんだの私だから。

てゆーかトイレで尻餅って…汚くない?


『あの、すいませ……あ』


イタい子だ。くそっ!オロナ〇ンも絆創膏も持ってきてない!

あげようと思ってたのに。


「あ、あんた屋上にいたわね。私にぶつかった事は許してあげるわ」

気をつけなさいよ、と言ってトイレから出ていくイタい子。

なんかイタい子の言い分だと私が悪いみたいになってるけど悪いのはイタい子だよ。私悪くないよ。

あの子絶対友達いないようん。



 
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