のんびりしたい
□08 ナチュラルだね
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チリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
う、
チリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
うう、
チリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
『うるせええええええ！！………っはぁああぁぁあ！？』
わたくし座敷わらしはうるさいうるさい目覚まし時計で不快に目覚めた挙げ句、時間のセッティングを一時間ミスりました。
あーあ、遅刻だこりゃ。
そうと決まれば急ぐ必要もないな←
こうゆう時に限って親が家にいないし。ほんと…言葉もでてこないよ。
あ、私ってテニス部のマネージャー…ってゆーかお手伝いになったんだよね。
今日朝練とかあったのかな。もしあったんだったら行けなかった事幸村君に謝ろう。
そういえば姫路さんにマネージャー決まった事言ってねーや。
まあいっか。学校で会ったときに言えば。
あ、でも会いたくねーや。
沙希って姫路さんと同じＢ組だったよね。よし、沙希に頼んでみよう。
校門なう。
なんか凄い厳つい顔の人が校門のところにいるんですけど。怖いんですけど。
これって怒られるパティーン？
どうやってこの場を逃げきろうか。
何か策は……
裏門だっ！裏門から入ればいいんだ！今日はキテるよ私！！
急ごうっ！！
「そこの立海生！！！」
『ギクッ』
私の…事だよね…。終わったよ私の人生…。
「遅刻とはたるんどるぞっ！」
『う、はい。サーセン』
「サーセンとは何だっ！礼儀がなっとらんぞ！！」
なんだよこの帽子のおっさん！こえーよ！！なんで喋り方が古風なんだよ！！
なんでおっさんのクセに制服着てんの？もしかして生徒なの？
えこの顔で生徒なの？
ちょ、待てよ、そんな落ちないよね？
ヤベッ我慢できなっ
『ぷっはははははは！！』
「！？何が可笑しい！！」
『いや、あの、ぶはっ！』
いや本当すいません。
落ち着け…落ち着くんだ。
『ふぅ。失礼しました。あの先生ですか？生徒ですか？』
「なに？生徒に決まっているだろ」
いや、決まってないってその顔。ホント失礼な事いってるのわかってるんだけどねうん。
「とにかく遅刻とはたるんどるぞ！生徒指導室に来い！」
『え、でも今授業中ですよ？』
「関係ない！いいから来い！」
えーそんなー…面倒だな…。