のんびりしたい

□11 流行りにはのるよね
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だがいいのか?初対面だぞ?迷惑になるだろ普通。


「嫌だったら別にいいんだけどよ、あんまり溜めとくと体に悪ぃし」

『き、君はいい人すぎるんじゃないか?』

「そうか?」


やべぇ神だろネ申。頭から後光がさしてるよ。スゲー。


『じゃあ聞いてもらっていいですか?』

「おう」


そして私はさっきあったことをそのまま話した。いや勿論名前はオブラートに包んでますけど。


「そりゃ大変だな。でも俺なんか…」


コーヒー豆くんが自分にあった事を話し始めた。それはもう悲惨で私の悩みが凄くちっぽけに感じた。

そして何故かコーヒー豆くんの相談を私が聞くというように立場が逆転していた。

まぁいいんだけどね。


「なんかすまねぇな。俺の話まで」

『いえ、私の話も聞いてもらったんで』

「お前もなんやかんやでいいやつだな」

『そんな事言われたの2回目です』

「2回目かよっ」


前に丸井君に飴あげたらいいやつって言われたし。


「そういえばお前名前なんていうんだ?俺はジャッカル桑原。ジャッカルって呼んでくれ」

『私は座敷わらし。よろしくねジャッカル君』


じゃあなと笑ってジャッカル君は保健室をでた。

なにあれイケメソ。


ジャッカル君に悩みを聞いてもらった私は勇気をふりしぼって姫路さんのもとへ向かった。





 
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