のんびりしたい
□13 理不尽な
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『幸村君、私達は何をすればいいですかね?』
「とりあえず赤也が着替え終わって出てきたら部員全員呼ぶから自己紹介してもらえるかな?」
『あ、わかりま「幸村君!」……』
遮られただとっ!?くそ姫路コノヤロー…ゲフンゲフン。これは失礼。
「話すの初めてだよね?なんて呼んだらいいかな?」
「…別にこだわってないから好きに呼んでいいよ」
流しましたー幸村君会話を流しましたー。凄いスルースキルだね。憧れます。
てゆーか姫路さんキャラwww
「じゃあ精市って呼ん「赤也が出てきたみたいだね」」
幸村君、君って奴はっ!!
なんて面白いんだ!!笑い堪えるの大変なんだけどっ!
「全員集合!」
そう幸村君が言うと部員が一斉に集まってきた。
あれ?銀と赤が見える。紅白テニス合戦でもやってんのかな。
あれ?あの赤いのは丸井君ではないか。そーいえばテニス部だって言ってた気がする。
じゃああの銀は何?知りません見たことありません。だってテニス部に不良なんていないことを信じてますから。
「今日からマネージャーをしてくれる事になった二人だ」
なんか幸村君威厳に満ち溢れてるな。
さすが部長。
「自己紹介いいかな?」
『はい、わた「私は姫路さくらっていいます!」』
こいつまた遮りやがって。あとで文句言ってやる!
「マネ業とかやったことないので少し不安ですが、精一杯頑張るのでよろしくお願いします!!」
パチパチパチパチ(拍手)
『えっと、私は座敷わらしです。マネージャーとゆーかお手伝いですが』
よろしくお願いします。と言おうとおもったが、1年か?そうだろ。なんて信じられない事が聞こえたので
『最高学年として責任をもってサポートできたらいいなと思います。よろしくお願いします』
最高学年を強調していってみた。
先輩だったのかよ。なんて声が聞こえたが敢えてスルーした。
自己紹介なんかに時間かけてられないしね。
「話は以上。みんな練習に戻っていいよ」
「「「はい!」」」
「あ、柳は残ってね」
「あぁわかっている」