03/31の日記

12:20
千載一遇主のこそこそ噂話
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噂話というか、裏設定

彼女が比丘尼様の死後、引き取った子供達は当初十五人いましたが、当時は彼女もまだ血鬼術を使えない弱い鬼であり、今のような人脈や財力、鬼殺隊との繋がりもなく、

その内五人は飢えで

内、三人は病で

内、二人は寒さで

内一人は、下の子供達を守った為に鬼に食い殺され、今の里がある場所に定住を決めた頃には四人しか残っておらず、その子達と支え合い、外から似たような境遇の子達を迎え入れたり、数百年かけて血鬼術を幾つも開発して開拓や治水、農耕、教育に力を入れてやっと寿命か不治の病で死なせてやれるようになった頃には戦国時代で、例の外からの侵略者達がやってきました。
はじめは作中で語っていた通り、話し合いや実力行使で追い出していたものの、ついに死者が出た為、怒り狂った彼女は軍勢丸ごと喰らい尽くしました。
この時初めて彼女は“生きた人間を殺して”食べました。
なお、この虐殺事件を当時の産屋敷家当主は勿論知っていますが、時代的な事情、里からの援助を手放せない、何より彼女の怒りや哀しみを知っているので黙認しています。

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