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□繰り返しの日
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高校に入ってからも状況はさほど変わらなかった
陰口は相変わらずだけどいじめられる事は少なくなった
まぁ反応がないからつまらないと思ったんだろう。
ようやく僕に安静の日がきたんだな…と思った。
変わらない陰口…変わらない毎日…
もはや変わることすらめんどくさいと思えるほど
毎日毎日が繰り返されていた
何かするのすらめんどくさい…
ただ好きなことだけできれば
どんなに楽だろ……
自然と人と関わるのすら遠ざかって
僕の世界ではポーだけが友達で
それがなんだか心地よかった…
そう感じていた