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□不器用な僕ら
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「あれ〜紅印と影州見なかった〜?」

剣菱が聞くまでいつも騒がしい2人がいない事に気がついた。
影州は紅印はとっくに来ていても可笑しくは無い時間帯だった。

部活開始時間になっているのだが2人が現れる気配は
全くといっていいほど無かった。
連絡もなく…部活を休むことは本当に珍しい
特に紅印は剣菱のためなら必ず飛んでくるのだが・・・

「微妙〜に困ったね〜・・・」

投げ込みをしたかったのか
困ったような顔を剣菱は浮かべていた

「剣菱、俺二人捜索。剣菱練習開始推奨。
予想即座発見、即連行」

何となくすぐに見つかると思って剣菱にそう言い
俺は2人を探すことにした
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