とある出来事 （DB）
□子供になったベジット
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朝。ゴジータが料理を作り始めた。
部屋中、香ばしい匂いが広まった。
「はよー…あれ、キノコ？」
ベジットが眠たい目を擦りながら、イスに腰掛けた。匂いでわかるベジットには敵わない。
「おぅ♪ベジりんのために、たっくさんキノコ貰ってきたからなvなぁに気にするな。残したら俺が食うから」
ゴジータは皿の上にキノコを乗せた。…匂いは香ばしいものの、外見が気味が悪い。紫色だし、毒キノコじゃないだろうか。
ベジットは確認の為、怖ず怖ずと問いただす。
「な…なぁ？ゴジータ。このキノコ…安全なキノコなんだろうな？死なせる気か！？」
「さぁ。大丈夫じゃね？」
ゴジータの゛大丈夫゛は信用ができない…。
とりあえず、食べる事にした。
ニコニコしているゴジータ。ベジットは
（マジで殺すつもりだ……）
と心から思っていた…が。
不思議な事に、ベジットの身体はだんだんと縮んでいく。
だんだんだんだん…
2歳の子供に戻ってしまった。
ニコニコしていたゴジータも、目を真ん丸にして子供姿のベジットを見つめていた。
「だぁ〜…あ？ゴジータ、なに見ているの？」
「ベジットが…子供に戻ってる……」
ゴジータは驚きのあまりに、笑顔を忘れトラウマになりつつあった。