10/28の日記

13:12
真綾11月のライブとエッセイ
---------------
坂本真綾が好きです。
声優としては、好きでも嫌いでもないのですが、
歌手として、作詞家として好きです。
あと、人として好きです。
まさに「自立」という言葉が似合う女性だと思います。


今年も真綾のチケットがとれました。
うれしくて真綾のエッセイを読み直しました。

『アイディ』と『from every where』の二冊。

特に後者のエッセイのスタイルは、
何となく梨木香歩に似ていて好きです。

出先で起きたことと自分の中にあったことを結びつけて、内省していく。
体は自分の住んでいる場所から遠くに行っているはずなのに
日常から非日常の場所へと向かっているはずなのに
意識は、日常の中の些細な、けれど、気がつかなかった問題へと向かっていく。

これを、梨木さんは
言葉が通じない場所へ行くから起きることじゃないかと示唆していました。
そういう心の内側に深く静かに沈み行くエッセイが好きです。

真綾の『from every where』はそういう手法に
プラスして
手紙という外界とのコンタクトがはさまれていて、
面白いなと思いました。

エッセイも読んだし、
今年のライブもさらに真綾の美声に
ゆっくりと浸れそうです。

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ