08/07の日記

22:45
古書
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古書や古書店が気になっています。
昨日から借りてきて読んでいる本があります。
『古書店開業入門』
『古本道入門』
『神保町の蟲』
『わたしの小さな古本屋』
『古本通 : 市場・探索・蔵書の魅力』

というのも、最近、萌え(?)という焼畑(または蝗の大群?w)が
日本文学、国文学に到来してきた感じがびんびんするからです。
言い換えれば、ハイカルチャーであった日本文学が
サブカルチャー化されはじめたなぁと感じはじめたということです。
たとえば、ビブリオ古書堂のシリーズは
うまくライトに日本文学の内容を取り込んでいて
いいなぁと思いました。
ライトノベルの一巻目と漫画一巻目しか買っていないし、
しかも一回さらっと読んだだけなので
何も言えないのですが、
漱石の「それから」の上澄み(良い意味で)のところを掬いながら
それをミステリーに混ぜ込むというのはなかなか面白いなぁと思いました。
うまくライトに仕上げていて読みやすく、
キャラもちゃんと立っているように思えました。
特に男性は栞子さんのような女性は好きでしょうね。

話はそれましたが、
焼畑の煙が眼前まで近づいている今、
日本文学、特に近代文学を面白く盛り込み、
ライトノベル的に表現するとしたら
どういう道具立てが必要なのかなー
やっぱり舞台は古書店なんかがいいんだろうなーと気になって、
古書店についての本を読み始めたわけです。
とりあえず、5冊とも読んでみましたが、面白いです!

特に、神保町の本は
古書店の雰囲気が視覚で認識できていいと思います。
実際、神保町の古書店は敷居が高すぎて入りにくいので
ああやって示してくれるとうれしいですw
他は、いろいろ裏話や人情話にあふれていて
かなり読みやすく、おすすめです。

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