★book
□ほんとはね…
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♪キーンコーンカーンコーン
下校の時間を知らせるチャイムが鳴った。
名前「豪炎寺くんっ!一緒に帰ろ・・・?」
豪炎寺「名前…。 それが悪いんだが今日も一緒に帰れないんだ・・・」
名前「…どうして。 またなの・・・?」
豪炎寺「あぁ、悪いな・・・。じゃあまた明日」
名前「あっ。ちょっと・・・」
(行っちゃった・・・
最近、豪炎寺くんったらどうしちゃったんだろう・・・
せっかく、恋人同士になれたのに
こんなんじゃ・・・
恋人同士になる前よりも豪炎寺くんのことが遠く感じるよ・・・)
名前「はぁ・・・」
一人で帰るのはなんとなく足取りが重い。
なんとか一歩一歩踏み出して歩いている状態だ。
名前「豪炎寺くん・・・」
豪炎寺くんのことを想っていたら不意に涙が流れてきた。
?「ねぇねぇ、あれなんかいいんじゃない?お似合いだと思うよ。
ぜぇったい良いって!」
名前「あの声は・・・##NAME2##?」
名前が顔をあげると##NAME2##がいた。
しかし、##NAME2##の隣を楽しそうに歩いてる人を見た瞬間・・・
名前は言葉を失った・・・