真夜中の雪
□1章:血と鎌
1ページ/26ページ
―――寒い…なんでこんなに寒いんだろう。
"僕"は地面を見つめた。
今雪が降っている。
だが、地面は白くない。
"僕"は空を見上げた。
「…早く木ノ葉に帰りたい」
赤いハナが咲いて人々が眠りについている地に立っていた"僕"は呟いた。
今夜は『赤い』満月だ。
.
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ