*過去拍手文*

□真夏日
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「あついー…」
「ですねぇ。」

本日 真夏日となった木の葉の里
イルカは畳の日影部分に仰向けにバタンキューしていた。
アカデミーも夏休みに入り、家に居る事が多くなってきているのだ

「あついー…」
「ですねぇ。…クーラー買いましょうよ。てか、買ってきていいですか?」
「駄目。俺はクーラーの風嫌いなんです。」
「だって暑いでしょう?大丈夫?」
「 ………カカシさん。」
「はい?」

イルカは溜め息を吐いた。

「俺のこと本気で心配してくれるなら」
「はい。」
「とっと どきやがれーーっ!!」

イルカはガバリッと起き上がり、横から抱きつくように寝転がっていたカカシを撥ね退けた。

「可哀想だから黙っていれば、いつまでもベタベタと…。ちょっとシャワー浴びてきますっ!」
「あ!俺も一緒に…」
「だーーーっ!!来なくていいっ!!」


浴室の前で「先生、開けてくださいよー。」と
イルカが根負けするまで粘っていたカカシであった。




 

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