*過去拍手文*
□自業自得
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情事のあと
二人でシャワーを浴びてベッドに戻り、仲良く並んで布団に入ると
「眠くなってきたぁ〜。ぐっすり寝れそうだなぁ…。」
イルカが幸せそうな顔で枕に頭を乗せた。
「…?なんですか?」
視線が気になり隣で こちらを見ているカカシを見返す。
「うん?うん。先生が幸せそうで良かった〜と思って。」
クスッと笑って そっと手を伸ばし、結わえていないイルカの黒髪に触れてきた
「先生の髪…綺麗だよね。黒くて艶やかで。」
指先で毛先を弄びながら ウットリと言うので
「カカシさんの銀髪の方が綺麗じゃないですか。」
イルカもクスクスと笑いながら言い返した。
「ナルトの金髪も綺麗だし、サクラのピンクの髪も可愛らしいけど…」
イルカは そこで一度口を閉じ 自分もカカシの頭に手を伸ばし
手のひら全体で ふわりふわりと優しく銀髪を撫でて
「カカシさんの銀髪が一番美しいと思います。いいなぁ綺麗で。」
今度はイルカがウットリとカカシの髪を見つめた。
「先生…本当?俺の髪、好き?」
嬉しそうにカカシが聞くと
「はい。大好きです。…あ!」
「 なに?」
「 髪だけじゃなく、もちろん本体も好きですよ。」
「 本体って…ちゃんと名前で言ってよ。」
イルカはスッと手を引っ込めて「まあ、そう言うわけです。」と、寝る体制に入った。
「せんせー意地悪。ねえ、ちゃんと言ってください。」
「 …ぐー…」
「 …あ、そ。」
カカシの片眉がピクリと上にあがった。
「 !! ちょっ!カカシさんっ!何やっ…」
「んー?ちゃんと言わないからお仕置き。もう1ラウンド。」
「 せっかくシャワー浴びてきたのにっ!!て、ちょっと聞いてます!?あ!やめっ‥やっ‥」
「自業自得です。」
イルカの抵抗も虚しく
カカシのお仕置きは続くのであった。
終