*過去拍手文*

□自業自得
1ページ/1ページ




情事のあと
二人でシャワーを浴びてベッドに戻り、仲良く並んで布団に入ると

「眠くなってきたぁ〜。ぐっすり寝れそうだなぁ…。」

イルカが幸せそうな顔で枕に頭を乗せた。

「…?なんですか?」

視線が気になり隣で こちらを見ているカカシを見返す。

「うん?うん。先生が幸せそうで良かった〜と思って。」

クスッと笑って そっと手を伸ばし、結わえていないイルカの黒髪に触れてきた

「先生の髪…綺麗だよね。黒くて艶やかで。」

指先で毛先を弄びながら ウットリと言うので

「カカシさんの銀髪の方が綺麗じゃないですか。」

イルカもクスクスと笑いながら言い返した。

「ナルトの金髪も綺麗だし、サクラのピンクの髪も可愛らしいけど…」

イルカは そこで一度口を閉じ 自分もカカシの頭に手を伸ばし
手のひら全体で ふわりふわりと優しく銀髪を撫でて

「カカシさんの銀髪が一番美しいと思います。いいなぁ綺麗で。」

今度はイルカがウットリとカカシの髪を見つめた。

「先生…本当?俺の髪、好き?」

嬉しそうにカカシが聞くと

「はい。大好きです。…あ!」
「 なに?」
「 髪だけじゃなく、もちろん本体も好きですよ。」
「 本体って…ちゃんと名前で言ってよ。」


イルカはスッと手を引っ込めて「まあ、そう言うわけです。」と、寝る体制に入った。

「せんせー意地悪。ねえ、ちゃんと言ってください。」
「 …ぐー…」
「 …あ、そ。」

カカシの片眉がピクリと上にあがった。

「 !! ちょっ!カカシさんっ!何やっ…」
「んー?ちゃんと言わないからお仕置き。もう1ラウンド。」
「 せっかくシャワー浴びてきたのにっ!!て、ちょっと聞いてます!?あ!やめっ‥やっ‥」
「自業自得です。」

イルカの抵抗も虚しく
カカシのお仕置きは続くのであった。







 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ