※カカイル短編※ 

□照れ屋さん
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「ゴホンッ。…イルカよ、判を押さぬのか?何か不備でも有るのか?」
「…押します。」

三代目…俺に問いかける声が、なぜかウキウキしてますよ…。

「はい。大丈夫です。お疲れ様でした。」

早く退散してくれ。第七班。俺は、こういった空気が苦手なんだよー!

「さ、行くよ。お前達。」
「イルカせんせー、まだ終わんねえの?一楽連れて行って欲しかったのにぃ。」
「はい。ダメダメ。何言ってんのナルト。帰るよ。」
「ちぇー。」

すると、子ども達を先に廊下に出したカカシさんが振り向き俺に言った。

「夕飯作って待ってますね。照れ屋さん。」

そしてウフッとか笑ってドアの向こうに消えた。


「…………。」

「イルカよ。聞きたい事が沢山有るのじゃが…。」

三代目の目がキラキラしている。
きっと、いつから付き合っているのか?とか聞きたくてウズウズしているのだろう。
まあ、反対されるよりはマシかと思い、俺は諦めた。





※2人の交際は今のところ穏やかに進んでいます(笑)そうあって欲しいとの作者の願いでも有ります。


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