イメプ

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03/19(Mon) 20:12
あいかさん続きです。


アイカは手足はおろか胸や腰にまでネバネバした蜘蛛の糸が絡み付いている。

糸を解こうともがけばもがくほど、絡まりがんじからめになっていく。

巣がグラリと揺れ、何かが近づいてくる。

アイカは震源に必死に唯一動かせる頭だけを向けると月に照らされて、それのシルエットが現れた。

膨れた腹に細い8本の脚。

蜘蛛。

蜘蛛は巣の真ん中に掛かっているアイカへ素早く近づくとその毒牙をさらけ出した。

アイカはギュッと目をつぶり蜘蛛の毒牙に身体を貫かれる痛みに身構える。

だがいつまでたってもその牙は振り下ろされなかった。アイカはガタガタと震えている。

やがて

「……アイカ?」

目の前から、懐かしい声が聞こえた。

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03/19(Mon) 20:30
ありがとうございます。
あいか


アイカは恐る恐る目を開いた

そこには数年前より成長したジュンの姿があった

「ジュン、ジュンなの?」

アイカは嬉しそうに尋ねた


自分が巣にかかっていることを忘れ…

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03/19(Mon) 20:38
いえいえ(笑)。


「……アイカ?本当にアイカなのか!?」

ジュンは突然の事でパニックになっている様だ。

やがて涙をボロボロこぼしながら

「お前っ……!今までどこ……行ってだんだよ!」

涙で顔をグシャグシャにしながら声を荒げる。まさに泣き虫だったジュンそのものだ。

「いきなり居なくなっで!!もう……もう二度と会えないがっで……」
と、そこでジュンは自分が泣いているのに気づき慌てて涙を脚で拭うと


「い、いや、もう二度と会う事もないと思ってたのにな!」

と虚勢をはる。

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03/19(Mon) 21:04
あいか


「私も…もう会えないかと思ってた」

アイカは目から大粒の涙をボロボロこぼしていた

「急にいなくなってごめんね」

彼女はいなくなった理由や母や他の妖精にされたことをジュンに話した


「ねぇ、私たちは友達だよね?」

不安そうな目でジュンを見つめた

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03/19(Mon) 21:24


「酷い……そんなのひど過ぎるよ。」

ジュンはワナワナと震えながら言う。

蜘蛛と妖精が仲が良くないのは知ってたけど、マインドコントロールなんて。

「アイカ辛かったね、もう大丈夫だから。アイカを泣かす奴は全部俺がやっつけてやる。」

ジュンが胸を張る。

そしてアイカに「友達だよね?」と聞かれ一瞬、寂しそうな顔をしたが

「勿論!」
と答える。

アイカはクスリと笑うと未だ自分が蜘蛛の巣に掛かったままなのを見て、ふとジュンの蜘蛛の巣の成長ぶりに感心する。

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