◇小説部屋◇
□願い…犬夜叉→かごめ
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朝の光を感じて目を覚ました
腕の中の柔らかな感触に、
昨夜の記憶が蘇る
かごめの優しい香りと、
確かなぬくもり…
…恥じらいながらも身を委ねてくれた
自分勝手で優柔不断な俺を
かごめは大きな心で包んでくれる
この戦いの決着がついた時、
俺は…どうする?
愛しい女と、愛しかった過去の女…
おまえとの未来と、過去の償い
まだ先のことは分からない…
でも…
おまえへの想いに嘘はないから…
いつも傍らに居て…
俺を支えてほしい
おまえの笑った顔…泣き顔…怒った顔…
全てが愛しいから
いつも傍らに居て
俺を見つめていてほしい…
かごめ…俺のわがままな願いを
…叶えてくれないか?!
〜終〜