都会の図書館

□ずっと貴方が大好き!
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WY大会に向けての合宿が始まっていた。
テストプレイヤーであるもゆもこの合宿に参加をしていた。

「あれー?ねえ、琴袴、もゆまだ来ていないんだけど…」
「おかしいですね…いつもは時間ぴったりに来ているのに」

この合宿でマネージャーとして来ている、もゆの親友、千歳と琴袴は時間になってもこないもゆを心配していた
いつもなら、自分たちよりも早く来て、食堂で料理を作る手伝いをしているのだが、今日は来てなかったのだった。

「千歳、琴袴、なにしてんだ?」
「あ、日向!」
「ちょうどいいところに来てくれました!」
「あ?」

状況をつかめていない、日向に千歳と琴袴は少し安心をしたような顔をしていた。

「実はね、もゆがまだ来ていないのよ」
「珍しいな、あいつが遅刻なんて」
「でね、もゆの部屋に行くんだけど一緒に着いてきてよ」
「ああ、」

そういって、着いたのがもゆの部屋の前

「あれ?手紙が挟みっぱなし…」
「千歳さん、ドアが開いてますよ」

琴袴はドアノブに手をかけてみればゆっくりと開けられて中を見ると…‥。

「もゆ!?あんたなにして…」
「待ってください、千歳さん」
「琴袴?」
「おい…なにが…‥ってもゆ!?」

3人は、玄関前で倒れていたもゆに声をかけたが返事はなく、琴袴が額に手を当ててみた。

「っ…すごい熱…千歳さん、監督さんに連絡をしてください。日向さん、もゆさんをベッドに」
「わかったわ!」
「ああ!」
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