都会の図書館
□父と娘(後編)
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拝啓蜜虫おばあさま
今日、伊月父さんと話し合いをすることになりました。
まだあの人はサッカーに対して激しい嫌悪があるので、仕方のないことだけれど…。
ほんとうはサッカーで対決したかった。
私はあの人に勝てたことがないから
サッカーで決着を付けたかったんです。
そして……。
あの人が、私達の目の前に現れた。
伊月父さんが
サッカーをやめなければならなかったきっかけの人が
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