都会の図書館

□愛してるからほっとけない
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「さて、必要なのは買ったから、そろそろ帰ろうかな」

もゆは、種類が豊富で、値段も安いというスーパーに来ていた。
そこは、ほんとうに目玉が飛び出るくらいの安さで、思わず大量に買ってしまいそうな衝動を抑えて、必要最低限で抑えた。

「翼とか、岬君に頼もうと思ったら、なんでか用事があるっていわれちゃったんだよな…ちぇーー」

と、ぶつぶつ文句を言いながら、エレベーターに向かって歩いていた。

すると


「あの、すみません」
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