お前なんか嫌いだ

□紅茶の時間
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今日は愛用カッター(チェーンソー)でトニーに小屋を作ってるぞ
何故かトニーが小屋を欲しがったからね
でも、朝からこれじゃそろそろ喉がかわいてくるな…


「コークでも飲むか!」


家の冷蔵庫を開けると…
sit!!空っぽのボトルが3つ!!(2リットルボトル)
いつも切らさないようにしてたけど、昨日はうっかりしてたのか…

[ころん]

と、冷蔵庫にいれっぱなしにしていた紅茶の茶葉が
これは俺の兄貴面した、太眉のくせに可愛げのあるおっさんからもらったんだぞ
彼は「冷蔵庫に保存するな!」ってうるさいけど、うちには紅茶用の棚なんてない

(…たまにはのんでみるか)




お茶をいれる
さすがに長い間放置してて心配だったが、カビがはえてないから平気さ!
でも、俺は紅茶に関しては素人
普通に入れただけじゃ、香りだのが足りない気がする
でもheroはそんなこと気にしないけどね!

「…」

紅茶を口にいれると、高いだけあって味が違う、気がする
でもやっぱり紅茶は彼がいれたのが一番美味しいかな

そうだ、最近あってないな
紅茶でも飲みにいってやろうかな?
きっと彼も喜ぶだろうね!
なんたって彼は俺が大好きだからね
これは天地がひっくり返っても、heroの名にかけて言えることだぞ

うん、やっぱり会いに行こう
まず最初に
「お茶をいれてくれよ!茶菓子はいらないぞ!」
つぎに、helloだ
挨拶よりさきにお茶を伝えるのに意図はないけどね




お茶か…会いに行くにはいい口実になるね!

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