お前なんか嫌いだ

□英女体化
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一日目



「アーサー、お昼何がいい?」
「なんでもいい」
「じゃあイタリアンなんてどう?」
「えー…」
「なんでもよくないじゃん?!しかもそれって女の子によくありがちなパターン」
「うるせぇ埋めるぞ」
「はいはい、中華とフレンチどっちがいい?」
「…フレンチ」
「Oui、ちょっとまっててね」



(んー…アーサーってば、一体どうするつもりなんだろうねぇ)
「おい髭、まだかよ」

[ぷにゅん]

うわああああああああ当たってるうううう!!!

「ちょぉ、アーサー当たってる」
「わざとだ」
「な、なんで?」
「今下着つけてないからな、特別だ」
「下着つけてないのは理由になりません」
「嫌なら離してやるぞ」
「ノーブラ万歳」



二日目



「フランシスー」
「っぶ!!!」
「な、なんだよ」
「上なんか着てこいアホーーー!!!」
「いいじゃねぇか、見慣れてんだろ」
「良くねぇよ?!もっと恥じらいを持てよ!!!」
「うるせぇな、別に良いだろ」
「ちょ…お兄さん我慢できなくなるけど」
「我慢しろ」
「無理でしょ、半裸の女を目の前にして喰わない男がいたら終わってんだろ」
「中身は男だろうが」
「でもおっぱいあるし」
「ほぉ、殺されたいか」
「いやいやいやいや、殺されたいのはお兄さんの前に胸丸だしで現れるお前だろ」
「それの何が悪い」
「なんでも堂々と言えば通る訳じゃないのよ」
「俺の勝手だろ、別に見ても良いからよ」
「襲うのは?」
「no」
「生き地獄じゃないのっ!」



三日目



「アーサー、ほら起きて」
「ん〜…」
(お、可愛い)
「フランシス…」
「ん?」
「死んで詫びろ…この変態…」
「寝言でもそんなこと言うのはゆるしませんっ!!!起きなさいアーサー!!!」
「んふぁ?!あぁ?」
「もー、お前は寝てるときも狂暴だね、何の夢みたのよ」
「夢…?ああ、あのお前をミンチにして豚の餌にするやつな…」
「なにその夢聞いてない」
「まああの調子ならミンチは許してやるよ」
「いや、許すもなにも聞いてないよ」
「感謝しろよ、この俺がミンチ免除してやるんだ」
「いやいやいやいや」
「ふん、次に俺の料理を不味いって言ったら即ミンチだぞ」
「なにそんな理由でミンチなの?!」



四日目



「フランシスー、バスタオルがないぞ」
「あー持ってってやる」
「Thank You.…何目ぇそらしてるんだよ」
「当たり前でしょ、何も隠さない女が目の前にいるんだから」
「見ても良いんだぞ」
「見たら襲うよ?」
「じゃあ見るな」
「…」
「はやくタオル貸せよ」
「あ、ああ」
「…フランシス」

[もにゅん]

「ちょっ…!!!////」
「どうだ?少しは意識したか?」
(いや、俺ははじめからバリバリ意識していますが…!!!)
「は、離しなさい////」
「んー、仕方ないな」

(あ、あの子は何がしたいのよ…///いい加減、我慢きかなくなりそう…///)



六日目



(はあ…あの痴女化したアーサーも、今日を含めてあと二日…お兄さん、体もつかな…)
「フランシス」
「ひっ?!」
「ひってお前な…」
「え?あ、ああ、服きてる」
「そこからか」
「で、どうしたの?」
「暇だ」
「あー、全然外出てないしね」
「なんかないか?」
「庭の手入れは?」
「もうするとこがない」
「部屋の掃除は?」
「フォーク一つ残らずピカピカにしてやった」
「読書は?」
「今まで読んだ本はすでに覚えてるからな」
「あー、やることないねぇ」
「…」
「なに?」
「別に…」
「…?変なやつ」



七日目



「やっと!やっとこの長い一週間が終わるな!」
「あ、ああ」
「あー、お兄さんがんばった、凄い我慢した」
「ふーん」
「良かったなアーサー」
「まあな、…部屋に戻る」
「うん、ゆっくり休んどいで」



アーサーが部屋からでてこないな
あれから三時間、そろそろ今日が終わるし、元にもどってても良いんだけどな…
ちょっと見に行ってみようかな?
戻ってたらいいなぁ
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