お前なんか嫌いだ
□愛したっていいじゃないか
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「嫌いなの？」
「……き…」
やっとのことで絞り出した声はかすれて聞こえない
「なに？」
「…好き……大好きだばかぁ…」
イギリスは吹っ切れたように大粒の涙を流しながらはなしはじめた
「好きだけどっ…俺は、イタリアみたいに可愛くないから…お前がどんなに優しくしてくれても返してやれないから…きっと、迷惑になる…」
「…」
ボロボロと泣きはじめるイギリスを強く抱き締める
震えている
きっとすごく頑張ったんだと思う
ちょっと可哀想だったけど、強引に言わせたからな
「イギリス…」
「うっ…ふ…っ…」
「俺は、お前が愛を返してくれるなんて思ってないよ？」
「ん…ぅく…」
「お前は返してくれないけど、お前なりに愛をくれるじゃない」
まだ涙を流す瞳を見つめる
すると、イギリスは小さい声で言った
「…俺…重くないか…？」
「なに？俺はお前で潰れちゃうおもってんの？伊達に愛の国やってないけど」
「でもっ…めんどくさいし……」
「めんどくさいならもうとっくに縁切ってる」
「……」
イギリスは不安の色を浮かべて俺の胸にしがみついてくる
「…俺……お前が離れてくのが怖い…」
「…」
「皆どっか行っちゃうから…俺から離れていくから……お前も、そうなるのが嫌だ…」
なにいってるんだよ
そんなに信用できないかな？
皆どっかいくのは、お前のことわかってないんだよ
俺くらい知ったら離れるどころか好きになるよ
「イギリス、俺はどこにも行かないよ」
「…ホント、か…？」
「うん、ホント。俺はお前を愛してる」
「…」
「お前は？」
「…愛してる…」
「そっか」
熱を持った俺より小さい体をさらに強く抱き締める
「イギリス、前は今日から俺の恋人だ」
「…ああ」
「愛してるよ…ずっと…」
可愛い恋人は俺の胸に顔を埋める
だから包み込んでやる
やっとコイツが答えを出してくれたんだ
嬉しい
ずっと好きだった相手とわかりあえた
大好きで大好きで、愛しい
想い続けた隣人に愛された
「イギリス、俺がたくさん愛してやるから」
「ああ…」
「ずっと一緒にいるから、どこにもいかないでね」
「あ、あたりまえだろ…」
ああ、可愛い隣人
これから上手に愛を囁けるようにならしてあげるからね？
ゆっくり時間をかけて
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すみません、またまたノープランでした(汗
なんか、仏が仏らしくない(汗
それいったら英もひどいもんですが((
たくさんの拍手＆リクエストありがとうございます！
ちなみに、絵はリクエストでしか描かないのでこれからもたくさんよろしくお願いします(*^^*ゞ