Happiness of a song

□第二章 はい今「動物って気楽でいいよねー(笑)」とか思った人、こっちに来なさい
1ページ/54ページ





青銅達が聖域にきて早一週間。
いつもとかわりのない朝がやって来た…と思ったがどうやらいつも通りとはいかないようだ。






【アニマルパニック】













…皆さんお早うございます。
只今の時刻は午前5時。
今から朝食を作ろうと思うのだけれどね?
ほら、目を覚ますためにまずは顔を洗うじゃない?
それでね、洗面所に向かっていま鏡の前にいるの。
そこまでは何も問題はないのよ。
大丈夫だ、問題ない。

で、鏡の前に立てば当然自分が写るわよね?
問題は此処なのよ。


ピョコンッ


『……。』



…頭から長いウサギの耳が生えてる。



『ふう…
私ったらまだ寝ぼけているのね。』



うん、そうよね。
顔を洗いましょう。



『……。』



…おかしい、
目はもう覚めてるはずなんだけど。


グイッ


『あいたっ。』



取れない。
ということは…これ、本物?



『…まじか。』



月歌はしばらくその場で立ちすくんでいた。





アニマルパニック始動!!




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ