白金狐の物語
□始まりは…
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私はお狐様である。
名は白藍。
父と母の事は何も知らない。
物心ついた時には居なかった。
思い焦がれて幾年月。
どれだけの年月が過ぎたのだろうか。
人里に降りたのが約200年前
初めての友もその位。
まて、200年?
おかしいだろう?
いや?なにもおかしい事はない。
そんじょそこらの狐とはワケが違うんだ。
私は…
−妖狐だからさ!−
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