70000打

□If話 LC in あにまる世界
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シオンの場合



「…名無し、これは…」

『お願いします、どうか言ってください。
言ってくれたら切腹するから。』

「それだと逆に言いたくなくなるのだが…。」

『じゃあ、出血死(鼻からの)。』

「とりあえず死のうとしないでくれ。」

『なら転げ回る。』

「見返りなどいらぬ。
これを言えばいいのか?」

『お願いします!!』

「必死すぎやしないか…?」

『ソンナコトナイヨー。』

「近い近い。
…分かった、いくぞ?」

『いえっさ!

なんだかんだと聞かれたら?』

「…答えてあげるが世の情け。」

『うわぁぁぁぁあ!!
ラブリーチャーミーな敵役ぅぅぅうう!!』

「!?
落ち着け、しっかりしろ名無し!!」


(きっと声優ネタ)





ハスガードの場合


『…。』

「ん?
どうした?」

『いやぁ、ハスガード大きいなぁって。
どうやったらそんなに身長伸びるの?』

「それは分からないが…。
やはり、しっかり食べて鍛錬し、よく眠る事が繋がってくるのではないか?」

『なるほど!!
私もそれ実行すれば大きくなれるかな!?』

「保証はしかねるがな!
だが、俺は背を伸ばさずとも今のお前でいいと思うぞ?」

『照れるってば。
でも私、シジフォスくらいの身長になりたいんだよね。』

「何故だ?」

『マニゴルドを見下したい。
逆にチビッて言ってやりたい。』

「ああ…。」

『でもやっぱ夢は大きくだよね!
私、ハスガードくらいを目指すよ!!』

「やめておけ、アイツら全員泣くぞ。
これで我慢してくれ。」

『おお、肩車!
この手があったか!
ハスガード、申し訳ないんだけどさ…』

「分かっている、マニゴルドのところにいくんだろ?」

『さっすが!!
待ってろカニゴルド!』


(優しい兄とやんちゃ妹)





アスプロス、デフテロスの場合


「ほら、名無し。
お茶の用意をしたのだが、一緒にどうだ?」

『わーい!!
それじゃ、私秘蔵のお菓子出すよー。
ほい、あーん!』

「ん、美味いな…。
お前も、さ、口を開けろ。」

『うまし!』

「お前らは何処のカップルだ。」

「邪魔をしないでくれないか。」

『わー、デフテロスだ。
デフさんやデフさん、お一ついかがです?』

「いらん。
名無し、食いすぎるとデブるぞ。」

『なん…だと…。
よし、今日はこの辺りでやめておこう。』

「心配しなくていい。
女性はもう少しふくよかな方がいいぞ。」

「それは兄さんの好みだろうが。
兄さんはコイツを甘やかしすぎだ。」

「お前が厳しすぎるんだ。」

「今のうちにしつけておかないと、将来苦労するのは名無しだぞ。」

「厳しすぎても駄目だろうが。
もっと、飴と鞭を上手に使うべきだ。」

『二人は私の親か!!』


(教育双子)


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