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□机くんの夢2
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注意)
机くんの夢2となっておりますが、1の続きではなく、
バージョン2です。
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パシっ!
カルタが読まれると、同時に払われる音がする。
机くんこと駒野勉は、そのスピードを肌で感じていた。
文字通りの肌でだ。
素振りを僕の背中でして欲しいと、申し出たのは、半月前だった。
カルタのためだと言ったら、綾瀬は、快諾してくれた。
週に1度の秘密の特訓のおかげで、僕は益々カルタにのめり込んいる。
最近は、綾瀬もわかってきたようで、僕を罵ってくれる。
今度は、ベルトで叩いてくれるように、お願いしようっと。