パラレル小説

□祝福を音色に乗せて…
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「え…秋姉さんと守兄さんの1周年の結婚記念日に僕が歌を?」
「せや、なんかお祝いしたいと皆で考えとるんやけど、よかったら天馬も歌で祝ってほしいとよ」
「でも…にーに…僕の歌なんかでいいの?」
「あったりまえやん。むしろ、喜ぶぜ二人とも」
「…じゃ…頑張ってみる…」

足の治療の為、稲妻町に来ていた天馬は後一週間で沖縄に戻るというときに沖縄の近所に住むお兄さん、綱海に相談を持ちかけられていた。
上の会話からも分かるとおり、天馬の親戚の秋とその夫である守の結婚記念日が5日後に一周年を迎える、そのお祝いにシンガーソングライターわ目指す天馬に歌を1つ作って欲しいとのことだった。
最初は驚いた天馬だったが、2人にはお世話になり恩返しをしたいと思っていたので引き受けたのだった。
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