君が好きで

□7時間目
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か、神楽が怒った…(汗)



「先生ー!どうしよ…。神楽のこと怒らしちゃった(泣)」

銀「で、なんでお前、俺のイチゴ牛乳飲んでんの?」

「あのね、あのね、私、昨日大阪の男の子と知り合ったんだけどさ、その子が今日大阪案内してくれるって言うから一緒に回ってたんだけど」

銀「フル無視かましてんじゃねーぞ」

「途中で神楽達とはぐれちゃって、それで私、男の子2人と一緒に居たの…ズーズーズズーッッ」

銀「おい、てめぇ俺のイチゴ牛乳ズーズー飲んでんじゃねー!」

「そしたら、その男の子達に殴られて、痛すぎて一瞬意識なくしたんだけど」

銀「とりあえず、お前は人の話を聞け。」

「その男の子に拉致られそうになって、担がれた瞬間に目覚めたの」

銀「それにしても、お前よくここまで帰ってこれたな」

「うん。大変だったんだよ(泣)それで、私とりあえず、暴れて股間蹴って逃げてきた」

銀「んー。大変だったねー。(棒読み)」

「ちょっと先生!聞いてる!?私、大変だったんだよ!?大阪の人、言葉遣い荒いし、柄悪いし真面目に怖かったんだよ!!?」

銀「まァ、助かってよかったじゃねェか。神楽が怒ってんのはお前のことが心配だったからじゃねェのか?とりあえず、みんなが帰って来たらちゃんと謝れよ。」

「うん。先生たまに良いこと言うよね」

銀「それから、お前が飲んだイチゴ牛乳買い直して来い」

「うわ、今せっかく見直したのに」





そんなことを言いながら、先生は優しく私の頭を撫でてくれた。




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