インフィニット・空我・ストラトス

□転入
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先日束さんに助けられた俺、響 輝羅は彼女の研究室の一つに保護されその上俺専用のISを製作してくれた。
束さんが言うにはIS学園に転入すれば安全だと言うが、俺に専用機を持たせてくれたのはこのためか?
不安しか残らない俺はIS学園の男子の制服に身を包み、ホームルーム中の教室のドアの前で立っていた。俺の他に金髪(ブロンド)の女子が居た。

輝羅「君も転入生…?」

シャルロット「まぁ…そういう物かな。君は?」

輝羅「俺の名は響 輝羅。命の響きに輝く修羅って意味で名付けられた」

彼女に俺の名を言うと、俺の名が教室から聞こえてきた。お呼びがかかったな。俺はその女子に軽い会釈をして教室に入った。
教卓の近くまで行き、自己紹介をする。

輝羅「俺の名は、響 輝羅!命の響きに輝く修羅という意味で名付けられました!趣味は読書、好きなものは笑顔!特技はハッキ…ぐべぇ!」

千冬「要らん事は言うな。それよりさっさと席に着け」

突然俺の頭を呂布……失敬、織斑 千冬が出席簿で勢いよくたたき付ける。
スッと女子達に目を向けるが……失敗したかなぁ?

「………き」

輝羅「き?」

「「「キャアアアァァァァアアアァァァアアア!!!」」」

「男よ!男!!」

「二人目、それと織斑君と負けず劣らず!」

「決めた。私響君に純潔を捧げるわ!」

女子達の反応を見るとそれぞれ違い、中には俺の貞操が危うい様な気がした。その後さっさと席に着けと言われた俺は席に向かう途中、親友である織斑 一夏に向かい、俺は拳を突き出す。すると当の本人も俺に拳を突き出し、拳と拳をぶつけ合った。

輝羅「久しぶりだな」

一夏「また会えると思っていたぜ」

俺と一夏の二人だけの挨拶が交わされる中、それを見て何故か女子数人がBLな妄想を走られていた。俺はそれを出来るだけ見ないようにし、席に座る。
続けて教室に入ってきたのは、先程のブロンドの女子だ。入りたての俺以外は意外という様なリアクションをしており、特に一夏はア然呆然としていた。

真耶「実は……デュノア君ではなく、デュノアさん……という事でした…」

つまり何か?彼女は元は男として入ったが色々あって今回正体を明かしたって事か?
そんな考えをしていると、教室の後ろのドアが勢いよく開けられ、そこから朱いISを身に纏った俺と一夏の幼馴染みの一人、凰 鈴音が開口一番、一夏に向け叫んだ。

鈴音「一夏!あんたって奴は!」

彼女は双天牙月だったか?俺が以前束さんに見せてもらったデータにあった青龍刀
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