超弩級超絶学園

□第一話 「初回って、こんなもんか?」byユウト
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ユウト「やっべ!寝過ごした!!」

エンシェント<だからあれ程デカ乳本読めと言っただろうが>

ユウト「走りながら握り潰すぞ」

寝坊して日本家屋風の家から飛び出してきたのはこの物語の主人公のユウト。そして彼の首に飾られており会話が可能なペンダントのエンシェント。
因みに寝坊した原因は、四女神オンラインにて、世話の焼けるある女神に深夜まで付き合わされたからである。
ユウトは遅刻しまいと彼の通う学園まで全力疾走しながら、途中で「ねぷー!」だったり、「狙い撃つぜ」だったり、「俺がガンダムだ!」だったり、セクハラ等などツッコミを入れ走り続ける。




ユウト「間に合った……」

予鈴が鳴る寸前に見事自分の教室の席に座り、HRが終わった瞬間彼は力尽きたかの様に机に突っ伏した。
彼の席の左右に座る織斑 一夏とキラ・ヤマトは彼の安否を確かめる。

キラ「……ユウト、色々と大丈夫?」

ユウト「………多分」

一夏「因みに一足す一は?」

ユウト「三と答えたい所だが答えは二だ。一夏、お前は俺に何のボケを求めているんだ?」

一夏「さぁ……?」

ユウト「明確な理由無しに人をボケさせるつもりかお前はぁ!!」

何処からか取り出したハリセンを握ったユウトは一夏の頭頂部を勢いよくたたき付けた。
渇いた音が教室中に響き渡り、「またやった」「キレ具合とツッコミ具合の差が激しいな」等の声が聞こえて来る。

ユウト「……ふぅー………。そういえば一夏、課題やったか?」

一夏「課題……何か出てたか?」

キラ「えッ……一夏、本気で言ってる?!」

ユウト「次の数学の…リボンズ先生が出した課題だ。ワーク12頁から30頁まで、基礎中の基礎」

一夏「……そうだった!俺やってない!!」

智樹「ついでに言えば、俺も!」

そはら「私も」

大「課題?なにそれうまいのか?」

ネプテューヌ「私もー!」

カガリ「私は………半分までなら…」

ティエリア「何と言うことだ君達!男子生徒会長としての立場として言わせてもらう………」

ティエリアの説教が始まる前に、教室に数学教師のリボンズ・アルマークが気取りながら入室する。
彼の入室に気が付いた課題やってない者達は、額の冷や汗を溜め席に戻った。

リボンズ「さぁ、僕の数学の時間だ。課題は授業の終わり頃に提出してもらうよ。もし終わって無い人が居たら、今日の倍を明日まで要求するよ」

その後終わらなかった者達は、休み時間中も倍の課題を行っていた。
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