テニプリパラレル。
□赤岳姫
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「「「じゃあ、行ってきます!」」」
小人たちは今夜のご飯の材料を取りに出かけました。
赤岳姫は洗濯を始めました。
すると、扉をノックする音が聞こえました。
「誰だ?ハーイっ。少し待っててください」
赤岳姫は、パタパタと階段を降りて、扉を開けました。
「どちらさまですか?」
「おいしいりんごは要りませんか?」
いたのはすらっと背の高いりんご売りでした。
「じゃあ…ひとついただこうかしら?」
「とりあえず、これを食べてみてください。おいしいですよ?」
「じゃあ」
赤岳姫はりんごを一切れ食べました。
するとたちまち赤岳姫の顔色が悪くなり、その場に倒れこみました。
赤岳姫は死んでしまったのです。