短編集2

□愛玩少年
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その近辺で、誘拐事件が騒がれていた。

誘拐されたのは僅か7歳の男児で、警察の捜査も虚しく、未だ犯人に行き着く手がかり一つ掴めていないそうだ。

犯人である男は、今日も朝から報道されるその事件に思わず笑う。

少年の親がアナウンサーのやったマイクに涙ぐみながら言う。

お願いだから息子を返してほしい。

馬鹿言え、と思う。

「んむっ…、お父ぉ、さぁん…、はぁん…。
もっろ、もっろ奥ぅぅ…」

ずっぷりと巨根を飲み込んだ少年。

ズクズク突いてやると、あどけない顔を赤らめて喘ぐ。

ぷしゅ、とまた潮を噴いて、まだやめないでとねだった。

返すもなにも、この少年は、帰りたくないようなのだ。

誘拐したその日から、自分のことをお父さんと呼ぶように躾けた。

今日で丁度一週間になるが、こんなに飲み込みが早いとは、男には、もうこの少年は自分に犯されるために生まれてきたとしか思えなくなっていた。

中に出してやって抜くと、まだパクパクしている後腔に、代わりを入れてやった。

「あ、はああんっ!ひゃっ!ああん!」

バイブだけじゃ味気ないので、ローターをつぷりつぷりと2個ほど入れてやってから、バイブを勢いよく突っ込んでやる。

コンセントにつながったままのそれを、全部強で起動させてやった。

「ああっ!らめ!らめなとこにも入っちゃってうううーーーっ!!っはうん、あう!あああんっ!ひゅっ!!ああーーーーっ!!!」

ずっとイキッぱなしで焦点の定まらない目。

唾液も飲み込めずに垂れ下げた口。

喘ぎ声をずっと聞いていたいが、口に猿ぐつわをやって、頭を撫でてやる。

「それじゃあ。父さんは仕事に行ってくるから。いい子に待ってるんだぞ」

少年がうなづいたのを見て、男は身なりを整えそのまま家を出る。

少年は止まない快楽に、ただ酔いしれていた。


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