PERIODIC DREAM

□HERE I AM
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可愛いな

私と身長変わらないじゃない

本当に170あるのかな


頭こんがらがりながらも

手を伸ばせば


触れる手と手。



握手をしているこの事実にびっくり。



アルコールが入ってたんです。

と自分自身に言い訳。




両腕を広げて見つめてみた


困る彼、
村上君に笑いながら

『これえぇの』

なんて聞いて。



次の瞬間
抱きしめられた。


引き寄せられて

こんなのもうないだろうなぁなんて



腕を強く絞めた。


唇にあたるしっかりした髪質の黒髪



幸せ。




腕の力を緩める

顔が近い。



唇を見つめれば

目を閉じるあなた。



いいや、なんて

近づければ


感じる柔らかな感触。



キスしてるよ。





周りのゲストが一階にもう移動したからって

アルコール入ってるからって


大胆すぎる。


若いな私も彼も

なんて。



そこからはなんと

記憶なし。




お酒は強いのに
つぶれるなんていつぶりだろうか。



このまま終わるのかな


あなたにまた触れたい。




願うことは



あなたが

欲しい。




叶えさせて

また

あなたに入らせて。





私はここよと

存在に言わせて。





望むのは
あなた。
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