逆月
□第四章
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「・・・・・・・・・」
こんにちは、アリサです。
ただいま、悩んでます。
「・・・・・・・・」
さっき、私はアスナさんの部屋の前を通りました。
そうしたら・・・・・・
【きっと、今の私の居場所はどこにもない】
【全く、自分がなんのために生きているのかわからなくなってくる】
・・・・正直吃驚しました。
あれほど私たちに無愛想で、暴言吐いている反面、あんな弱弱しい声を漏らすなんて・・・・
信じらんないです。
「・・・・・・あんまり、気にすることではないのだろうか」
私は考え事をしたまま、任務に出た。