半月

□あいどんとらいくエイゴ!!!
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『ちょっと赤也、そこ間違えてる。茜も』


「え?どこっスか?」



「え?どこどこ?」



私はただいま赤也と茜の英語の授業をしております。


「ぅわぁ〜んっ!わかんない!!」



「俺も無理っス!!!」



『もっとがんばりなさい!!!』



今から遡ること3日前・・・・









「赤也ァァァ!!!」


「(ビクゥゥぅぅぅぅ!!!)」



ある日突然、真田が部室で赤也仁怒鳴り散らした。



「なんだこの英語の点数!たるんどる!!たるみすぎだぁぁぁ!!!」



『黙れ親父』



真田は赤也のその英語の点数で興奮していた。



「まぁ、立海大付属テニス部二年エースがこの点数はないよねぇ?赤也」




興奮している真田に比べて、精市は控えめ。



・・・真っ黒だけど。



『話の途中で悪いんだけど、一体赤也難点とったの?』



「「「「「!!!!?」」」」」



『え?ちょ、何?』



「赤也の英語赤点エースの点数を知らないナリか・・・さすが俺のおんn『ドリンクぶっ掛けるぞ』



『ねぇ・・・早く教えてよ』




「ぅぅ・・・せんぱぁい・・・」



赤也が涙ウル攻撃で来た!!!



やばい、萌え。



『ねぇ赤也、私本気でアナタがかわいいとおm「うるさいよ?(黒笑)」うう・・』



言葉をさえぎられちゃったんだぜ!!



「せ、先輩、聞いて笑わないでくださいね?」



『もう、笑わないから早く教えて。』



赤也は覚悟を決めたのか、



「逝きます」





『逝くなァァァァ!!!!』


漢字が違うだけで本当にホラーになった。




「あ、すんません。幹事間違えました」



『幹事ってとこも間違ってるよ』



何かどっと疲れた気がする。







「俺の点数は・・・・・」
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