半月
□『いくぜぇ☆』
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『ねぇねぇ、今日は雨も降ってて部活できないし、これやろっ!』
突然の名無しさんの一言から始まる部活。
今日は、あいにくの雨で、部活ができない状態だった。
うれしい顔をしている反面、不満げな顔をしている人もいた。
あ、ちなみに、私はうれしいほうに入ってるからねぇ〜。
『よし!これやろう!決まりっ!』
「ちょ、ちょい待ち!なんやそれ?説明してからに『ゴキはだまってなよ』ゴキってなんやねん」
『ゴキも知らないの?ゴキってのはゴキブリのことだよ忍足変態』
「反抗期やこの子。反抗期まっただ中やわ。あかん、心折れてまう」
『ゴキに心なんてあったんだ』
「アカーン!!もうだめや!死んでしまう!」
『じゃぁいっそ死ね』
「先輩やで一応俺・・・・・」
くすんっ、とかいって影のほうに体育座りしてる。
言い過ぎ、なんてことはないww
「ってホントになんだよそれ」
『おっ、よくぞ聞いてくれた丼ぶり』
「俺は丼ぶり?!最早名前の原型ないじゃねぇか!」
『激ダサだぜ☆』
「それ俺のセリフぅぅううううッ!!」
宍戸も、黙っちゃった。あ、でも忍足へんた・・・・先輩と違ってかわいい。
『ふひはへふぅん。どうです?』
「何がだよ!意味分かんねぇよ!」
「おい、さっさと話しを進めろ。」
『アホ部ぶちょ「早くしろ」ちっ、俺様泣きぼくろが』
『まぁいいでしょう。このゲームは、すごろくと同じです!初めにサイコロを振って、出た眼だけ進みます?』
「なぜに疑問形!?」
『ただ違うのは、自分の駒が止まったところに書いてあるお題について語るだけです。かんたんでしょう?』
「俺は全力無視かいな・・・でもそんなとこも好きやで!!」
『ああ、指が勝手に110の数字を押してしまう・・・』
「すまん!それだけは勘弁しとって!!」
「早くゲームはじめようぜ名無しさん!」
『いくぜぇ☆がっくん!」
』