新月

□弐
1ページ/1ページ

アレから3時間後たちました。←


幸「はい、今日はこれで終わり!!」


精市の声でみんなが練習を終わりにする。


丸「あ〜疲れた〜名無しさん〜」


『はいはい、よくがんばりました』


丸井ブタ。お前にしちゃあよくがんばった。

丸「・・・・失礼なこと考えてるだろ」



『テヘペロッ』



ブンちゃんははぁ〜と言ってその場に座り込んだ。


アレだけの練習量だもん。

疲れないほうが確かにおかしい。


赤「名無しさんせんぱ〜い・・・俺疲れたっス〜!」


『お疲れ様赤也』


切原赤也。

私の可愛い可愛い後輩。

毎日こうして私に抱きついてくる。


『ん、赤也、あんた今どこ触ってんの』


赤「あぁあ、ばれちゃいましたか」


赤也は私の胸を触っていた。


この、嫁入り前の体に何してくれよう。


幸「ちょっと?早く帰る用意したらどう?」


「「『ゾクッ』」」


ま・・魔王が君臨したっ・・・!


『(ん・・・・ちょっとまって・・今日って何日・・・?)』


ブンちゃんと赤也が行った後、何か忘れていると思い、考え出した。


『あれ・・・今日って・・・・』


今日は確か8月8日・・・


なんかあった・・・・・


『何でだろう・・・・いつもならまだ日が昇ってるのに・・・・』


今日はやけに暗い。


まるで冬みたいだ・・・・



『今日って・・・・!!』



校舎の時計をすぐさま見る。


時計の針は7時を回ろうとしていた。


『みん―――――』


いきなり頭痛。



私は耐え切れずその場に倒れこんだ。


これが初章の始まり・・・・


そう・・



本当の地獄はこれから・・・・・

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ